第2章-3🐾 多頭飼いで注意すること 食事について③
おやつと人間の食べ物の危険 担当:経理・営業部
多頭飼い生活では、日々の食事やおやつの管理が健康のカギを握ります。特に犬や猫にとって「人間の食べ物」や「過剰なおやつ」は大きなリスクになることをご存じでしょうか?
今回は、実際の失敗談や対策を交えながら「犬猫にとって危険なおやつと人間の食べ物」について解説していきます。担当は経理営業部の イヴ部長としずく課長、もちろん猫社員もお手伝いします。ぜひ最後までご覧ください。
多頭飼い初心者の方はまずこちらの記事をお読みください🐾

犬猫にとって「おやつの与えすぎ」がなぜ危険なのか
肥満のリスクと寿命への影響

数字で見るとゾッとします。犬猫の肥満は寿命を縮める最大の要因のひとつ。人間と違って”自己管理”はできないから、厳しく管理する必要があるわ。

でも、ひとつ社長が言ってたよ。つい『おねだりポーズ』に負けちゃうんだって。特に可愛く見つめられると…あげちゃうみたいダヨ。
おやつはしつけやご褒美として役立つ一方で、与えすぎると肥満や糖尿病、心臓病などのリスクが高まります。犬や猫は人間のように活動量をコントロールできないため、日々の摂取カロリー管理が不可欠です。
栄養バランスの偏り

キャットフードやドッグフードは栄養バランスが整ってる。でもおやつばかりになると、必要な栄養素が足りなくなってしまうんだよ。

ドッグフードもおやつも…どっちもあったら全部食べまっせ♪ あたいに栄養不足は無縁でっせ。

しずく課長は、さっき言ってた肥満のリスクの典型例ですわ。
犬猫用おやつは嗜好性が高く作られているため、主食に比べて栄養バランスが偏りやすいのが特徴。あくまで「補助」であることを忘れてはいけません。
人間の食べ物が犬猫に与える危険
代表的な危険食材の一覧

実際に『知らずに与えてしまった』って声、意外と多いんです。永遠君、リスト準備してもらえる?

…了解ニャ… 下に危険食材をリストでまとめたニャ。
- 玉ねぎ・ネギ類 など→ 中毒症状(赤血球を壊す)
- チョコレート → カフェイン・テオブロミン中毒
- ブドウ・レーズン → 急性腎不全
- 塩分の多い加工食品(ハム・ソーセージなど) → 高血圧・腎臓負担
- アルコール → 少量でも命に関わる危険性
- 香辛料・調味料 → 胃腸障害や中毒

そういえばネギ入りスープをなめただけで病院に行くことになった友達の猫ちゃんがいたなー。
」
家庭で起こりがちな「うっかりシーン」
- テーブルの上に置いたおかずを犬猫が盗み食い
- 子どもが自分の食べ物をシェアしてしまう
- 来客が「ちょっとくらいなら」と与えてしまう

横取りは犬猫の世界でもよくあるけど、犬や猫にとっては本当に危ない行為なんだね。
おやつ・人間の食べ物トラブルの実例
とある失敗談

バターたっぷりのパンを食べて油分過多になって、夜にお腹を壊した話を聞いたことがあるわ。経理的にも治療費は大ダメージだったみたい

費用も掛かるし最悪ね・・
イヴの体験談

散歩中に近所の子供たちにお菓子をもらったことがあるの。美味しくいただいたけど、翌日お腹が緩くなって本当に反省したわ。

あー覚えてまっせ。あの日はイヴ姉しんどそうでしたぜ。

『ちょっとくらいなら』が一番危険ニャ
安全なおやつの与え方と工夫
市販おやつを選ぶ基準
- 犬猫専用に作られたものを選ぶ
- 成分表をチェックし、添加物が少ないものを優先
- カロリー表示を必ず確認する

数字を確認するのは私の得意分野。1日のカロリー計算に組み込んで、おやつの量を調整すれば安心ね。
手作りおやつのポイント

…実は企画部で『犬猫用おやつの簡単レシピ集』を作ろうかと考えてるニャ…。無塩のササミジャーキーとか、蒸したかぼちゃとか… おいしく作るニャ…

安全な食材で作ると問題ないね。

とわ坊が真面目に仕事してまっせ…。いつも寝てるのにおかしいでっせ。

しずく課長の言う通りですわ。永遠くん…何かあったの?

…… …いつも寝てるわけじゃないニャ…
人間の食事との線引き
- 食卓に犬猫を近づけない
- 「おねだりポーズ」への対応ルールを家族で統一する
- 来客にも「与えないで」と事前に伝える

困りまっせ。あたいはなんでも食べまっせ。与えないでは勘弁してほしいでっせ。

なんでも食べちゃう、食いしん坊のしずく部長こそ線引きは絶対必要よ!

そ、そんなー ショックでっせ💦

仕方ないのよ。健康第一よ。 あとは専務よろしくお願いします。

ありがとう♪。後は任せて。
📌専務のひとこと まとめ
犬や猫と暮らしていると、「これってどうしたらいいんだろう?」という小さな悩みがたくさん出てきますよね。さらに多頭飼いだと工夫が必要になることがたくさんあります。我が家でも毎日のようにドタバタしながら試行錯誤しています。そんな日常の中で見つけた、ちょっと役立つ”飼い主アドバイス”をシェアできたらと思います。
犬猫の健康のために守っていただきたいこと
- おやつは便利だが与えすぎは肥満・病気の原因
- 人間の食べ物は少量でも中毒や体調不良を招くリスクがある
- 家庭内の「うっかり」がトラブルの元
- 犬猫用おやつを正しく選び、家族全員でルールを守ることが重要
ルールを守らないと、犬猫社員の健康は守れません。犬猫たちの横取りやおねだりは可愛いけど、毅然とした対応が大事になります。ちょっとだけが命取りになることを忘れないでください。
専務としては、手作りおやつやごはんはあまりおすすめしない
今回の記事の中で、手作りおやつのお話をしましたが、個人的には手作りおやつはおすすめしません。正直うまく作れる自信がないのが本音です。料理ができるできないが理由ではなく、市販のペットおやつのような防腐処理ができず保存性や衛生面の不安があること、栄養バランスが崩れてしまう不安があります。
どうしても作りたいなら、獣医師の先生に相談してレシピの確認をするか、ペット専門の栄養士さんが監修したレシピメニューをそのまま作る。衛生面を踏まえ保存はせず、少量をその日のうちに与えるのが良いと思います。
手作りおやつ作りたいなら、うちの永遠を紹介しますがおすすめはしませんよ(笑)。
今回の記事は、経理・営業部からのご報告でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんの体験談も、コメントで教えていただけると嬉しいです。あなたの愛犬・愛猫のエピソードもぜひお聞かせください。
頭飼い生活ノウハウシリーズ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐾
今回の“多頭飼いノウハウ”が、犬猫たちとの生活に役立てば嬉しいです。
次回もぜひお楽しみに♪
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