第3章-🐾 多頭飼いライフを快適に!運動不足とストレス対策の工夫
運動不足とストレス対策 担当:新人部署
涼しくなって過ごしやすい10月。犬や猫にとって活動量が増える季節です。ところが、多頭飼いの家庭では「遊びの取り合い」「居場所争い」「飼い主の時間の独占」など、思わぬストレスが生まれることも少なくありません。小さな不満が積み重なると、吠え・引っかき・家具破壊などの問題行動につながることも…。本記事では、犬猫それぞれの運動不足解消法やストレスケアの工夫、そして飼い主が心がけたい公平な接し方を、新人部署福が中心となって紹介します。

がんばるばーい♪
秋は過ごしやすい季節、でも油断は禁物
夏の猛暑が落ち着き、犬猫たちにとって過ごしやすい秋がやってきます。
ただし、多頭飼いの家庭では「快適さ」が逆にトラブルを生むことも。
- 犬同士が走り回る → 猫が落ち着けない
- 猫同士のじゃれ合い → 犬が割り込んでトラブルに
- 飼い主の膝を巡る争奪戦 → 人間が疲れる

あははー 犬猫カンパニーはいつも賑やかばーい♪
小さなストレスや不満の積み重ねは、やがて吠え・引っかき・家具破壊などの問題行動につながります。
秋は快適だからこそ、犬猫の「運動」「遊び」「心の安定」を意識して整えることが必要です。
多頭飼い×犬の運動不足解消法
お散歩タイムは「一緒」と「個別」を使い分ける
多頭飼いでよくあるのが「全員まとめて散歩」。効率は良いですが、実は犬にとってストレスになることも。

えー イヴ部長 散歩はストレスかかるとー?????

そんなことないよ。社長や専務と一緒だと全然ストレスじゃないかな。でも…

でも?????

しずく部長と一緒だと時々イライラすることがあるの

えー? どうしてばい?

しずく課長と私は全然あわないの。ほら、もうすぐくるわ。

ちょ、ちょ イヴ姉早すぎまっせ。 あたいは体力ありませんぜ ブヒブヒでっせー。

そういうことです。しずく課長は体力ないの。お菓子があると別だけど(苦笑)
- 力の強い子が引っ張る → 他の子が振り回される
- 性格が違う → 歩調が合わず不満が残る
そこで犬猫カンパニーで行っているのは「個別散歩」と「ペア散歩」の使い分けです。
- まずは個別に短時間散歩 → その子のペースで満足させる
- その後、相性の良いペアで合同散歩

社長の旦那と二人きりの散歩タイムは最高でっせ♪

そういわれると嬉しいでっせ(笑)。

しずく課長ばかり優遇はいけません。私も社長の腕を独占したいのです。

いやー モテモテですな(笑)。

社長、鼻の下伸びてるわよ(笑)。まぁ、結論としては交代制にしてワンちゃんたちの公平さを保つのがベストかな。先住犬…うちではイヴ部長を優先してね。

うん。わかった。

私も散歩行くわ。それならイヴもしずくも一緒に行けるでしょう
家の中でもできる「簡単運動」
雨の日や飼い主が忙しい日は、室内でも運動不足を解消できます。

わーい わーい いっぱい遊ぶとー♪
- 廊下でボールを投げて持ってこさせる
- 階段の上り下りを軽い運動に活用(足腰に無理のない範囲で)
- トリック練習(お手・待て・ターンなど)で頭と体を同時に刺激

あははー 社長も専務も遊ぼー あー楽しかー♪

…福 …ほどほどにするニャ 社内でボール遊び… 机が壊れても責任取らんニャ…

ボール遊びはすっごく楽しいよね。室内遊びは動画映えするからSNSにもいいかもね!

ほら、福、ボール投げるぞ… それっ

わーい ボールばーい♪
運動=体力発散だけでなく、飼い主との関係づくりにもなります・・・ん?
ガシャー-ーーーーン と何か壊れる音…

あわわわわわ………

‥‥遊びはほどほどニャ …ものを壊さニャい程度に… ムニャムニャ… Zzz…
多頭飼い×猫の遊びとストレス解消法
高低差を作るとケンカが減る
猫は上下運動が大好き。居場所の取り合いを避けるためには「高低差を確保」することが重要です。
- キャットタワーを複数設置
- 窓際に登れる棚やステップを作る
- 家具の上に毛布を置いて「隠れ家」に

高みから社内を見下ろすのは最高よ。猫の特権ですわ
高い場所があるだけでケンカが減り、猫たちが落ち着きます。
猫同士の遊びは「おもちゃ」で発散
猫のじゃれ合いが行きすぎると取っ組み合いに発展。そんな時は飼い主が「遊びのコントロール役」になると効果的です。
- 羽根やひもなど、追いかけてOKなおもちゃを用意
- 一匹が優位になりすぎないよう、交代で遊ぶ
- 遊んだ後はおやつを与えて満足感をプラス

あははー 楽しー♪ 楽しすぎるとーーー♪
「遊び」と「満足感」のセットで、余計なストレスを減らせます。
犬と猫が一緒にいるときの工夫
犬と猫の同居で起こりやすいのが「遊び方の違い」からくる衝突です。
- 犬:走り回って遊びたい
- 猫:飛びついたり隠れたりして遊びたい
結果 → 犬が猫を追いかけ回し、猫が怒ってパンチ!

私… 昔… 永遠くんにパンチされたの…

… … …覚えてるニャ… あの時はごめんニャ…。

永遠くん… 二度もぶった… 親父にもぶたれたこともないのに…

…フワッ …聞いたことある言葉ニャ… 気のせいかニャ⁉…

福、行きまーす!

もえあがーれ♪ もえあがーれ♪

ふ…福や詩まで… ついていけない世界観ニャ… …だから寝て忘れるニャ… Zzz…
居場所を分けて同時遊び
- 犬 → 庭や廊下でボール遊び
- 猫 → 部屋の中でキャットタワーやじゃらし遊び
同時進行で遊ばせると「取り合い」や「嫉妬」が減ります。

同時進行は撮影泣かせだよーー。どっちかしかSNS載せれないよー。
けれど最終的に、犬も猫も満足してご機嫌。
飼い主が心がけたい「公平さ」
多頭飼いで最も難しいのは「公平に接すること」です。
犬も猫もとても賢いので、ほんの少しの不公平感も敏感に察知します。
- 散歩や遊びはローテーションで平等に
- 膝の上や寝る場所も時間を分ける
- 名前を呼ぶときは一匹ずつアイコンタクトをする

待遇に差があっては会社の秩序は乱れますわ

公平に接することは信頼関係の基礎だと思いますよ。
飼い主のちょっとした気配りが、犬猫の関係性を大きく変えます。
新人・福のまとめ
まとめ

あははー まとめるとー わーい わーい♪

…

運動よかよかー♪ 遊び… よかよかー♪ あははー わははー

… …これ以上は難しそうだね。 補足するね。まとめは下の通り。
秋は快適な季節ですが、多頭飼いの犬猫にとっては「運動」「遊び」「居場所」をめぐるストレスが増えやすい時期です。
- 犬はストレスのかかりにくい散歩を心掛ける
- 室内でもできる運動を工夫する
- 猫には高低差と複数の居場所を用意する
- 犬猫は遊びのスタイルが違うので、同時進行で分ける
- 公平さを意識して接することで信頼が深まる

わははー あとは専務お願いばーい♪

福ちゃんお疲れ様 あとは任せて!
専務のひとこと
犬や猫と暮らしていると、「これってどうしたらいいんだろう?」という小さな悩みがたくさん出てきますよね。さらに多頭飼いだと工夫が必要になることがたくさんあります。我が家でも毎日のようにドタバタしながら試行錯誤しています。そんな日常の中で見つけた、ちょっと役立つ”飼い主アドバイス”をシェアできたらと思います。
犬や猫はそれぞれに個性があり、遊びや居場所の好みも異なります。特に多頭飼いでは、一匹に合わせすぎると別の子に不満が生じ、関係性にひずみが生まれることもございます。そのため、飼い主が意識して“公平さ”を保つことが重要です。また、遊びや散歩は体力発散だけでなく、精神的な満足感を与える時間でもあります。多頭飼いにおけるトラブルの多くは、実は“エネルギーの発散不足”と“不公平感”から起こるものです。10月…秋という過ごしやすい季節を活かし、適度な運動と十分なスキンシップを取り入れてください。愛情を均等に注ぐことができれば、犬猫たちは安心し、互いの関係もより良好に保たれるでしょう。飼い主にとっても、笑顔の時間が増えると思います。
頭飼い生活ノウハウシリーズ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐾
今回の“多頭飼いノウハウ”が、犬猫たちとの生活に役立てば嬉しいです。
次回もぜひお楽しみに♪
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