第1章‐8🐾 先住猫・犬の性格別対応法|タイプ別アプローチ
🏠 性格別対応法 担当:イヴ
多頭飼いが始まってしばらく経つと、気づくことがあります。
「うちの子たち、性格がまるで違う……!」
同じ家で暮らしていても、犬や猫にはそれぞれの“ペース”や“気質”があります。
明るく社交的な子もいれば、慎重で時間をかけたいタイプも。
この違いを理解せずに接してしまうと、思わぬストレスを生んでしまうこともあります。
そんな中、犬猫カンパニーではイヴ部長が社長にこう進言していました。

どうも最近、にゃんこ達との距離が微妙なんだよなぁ

社長、それは“性格の差”が原因かもしれません。少し整理してみましょう

イヴの言う通りね。性格を知れば、付き合い方も変わるわよ
というわけで今回は、経理部長イヴが中心となり、
「性格別の対応法」を分かりやすくお届けします。
🐾 1. まず知っておきたい「3つの性格タイプ」
イヴ部長はホワイトボードに図を描きながら説明を始めました。

多頭飼いでよく見られる性格タイプは、大きく分けて3つあります

“みんな同じ接し方でええ”ってわけじゃないでっせ〜

その通りです。タイプごとの“適切な距離”を取ることが大切なんです
🐶 2. 社交型タイプの対応法
明るくて、誰とでも仲良くなれる社交型。
ただし、テンションが高すぎると慎重型の子を驚かせてしまうことがあります。
特徴:
対応のコツ:

社交型の子はエネルギーのコントロールが鍵です。
“楽しい”が“うるさい”にならないように、テンポを調整してあげましょう

明るいのはいいことでっせ。でも元気すぎて周りがビックリすることもありまっせ〜

犬猫カンパニーのなかでは、「しずく課長」「詩ちゃん」「福ちゃん」かな

楽しいの大好きだもんねー♪ だからいつも社長にアピールしてるヨ♪

あたいは、ごはんとおやつがあると興奮して、パグ走りしてしまいまっせ~。

あははー みんなだいすきばーい たくさんあそぶとー♪
社交型は、多頭飼いの中でムードメーカー的な存在。
上手に場をリードしてくれる反面、ブレーキ役の存在も必要になります。
🐕 3. 慎重型タイプの対応法
慎重型の子は、環境や人の変化をじっくり観察してから行動します。
「なかなか慣れない」「警戒して隠れる」という行動は、時間をかけたいだけ。
特徴:
対応のコツ:

慎重型の子にとって、時間は最大の味方です。
慣れるまで“何もしない勇気”も、飼い主の大事な役割ですね

そうでっせ。 無理やり仲良くさせても逆効果でっせ。
安心できる時間をゆっくり増やすのがコツでっせ。

犬猫カンパニーでは「姫ちゃん」が慎重型タイプかな。

間違いないわ。私は潔癖で几帳面なの。慣れるまでは急にきてほしくないわ

イヴも慎重型かなー。

私は姫ちゃんほどではないかと思います。社交型と慎重型の間ぐらい。ワンちゃんのなかでは慎重型はあまり多くないかな。猫ちゃんに比較的多いかなと思います。
慎重型はペースを乱されることを嫌います。
焦らず“その子のリズム”を尊重してあげることが、一番の信頼構築につながります。
🐈 4. マイペース型タイプの対応法
マイペース型の子は、一見クールに見えて実はとても安定した存在。
自分の時間を大切にしながら、他の子との距離を自然に保てます。
特徴:
対応のコツ:

マイペース型の子は静かな環境が好きですね。

そうでっせ。でもほっといたら… 気づいたらそばに来てまっせ

ええ、信頼が生まれると“距離が縮まる沈黙”を楽しむようになります

犬猫カンパニーの中では、間違いなく彼だな…

そうですね。「永遠くん」ですね。

とわ坊 呼ばれてまっせー♪

… … …ニャ …今は昼休み中ニャ… …Zzz …

さすが永遠くん。 自由ね(笑)。 でも憎めないの(笑)。
マイペース型は、他の性格の子たちを落ち着かせる安定要員でもあります。
干渉せず、自然体でいられる空間が理想です。
🪞 5. 距離が縮まるサイン・危険サイン
性格タイプを理解しても、行動サインを見落とすとすれ違いが起こります。
距離が縮まるサイン:
危険サイン:

こうしたサインを“先に気づいてあげる”ことができればいいかな。
トラブルの多くは、予兆に気づかないことで起きるんです。

あたいはよく“おやつ”で気をそらされまっせー。おやつの話したらよだれが止まりませんぜー。
よだれがとまらないしずく課長・・・

ちょ、よだれで床が・・・ 姫ちゃんに怒られるわよ(苦笑)

しずくはおやつに目がないからねー(笑)。ほらここにあるよー。
社長が手に持ってるのは、しずくのお気に入りのおやつ・・・”一口で天国ビーフジャーキー”

社長の旦那ー 大好きでっせー♪♪♪ たまりませんぜー♪

しずく課長…。 まだ説明終わってませんよ… でもま、いっか(笑)
パグ走りでこの場を去るしずく課長(笑)・・・
しずくの方法も、実は立派な対応策。
“争いにならないきっかけ”をつくるのも、多頭飼いの工夫のひとつです。
💡 まとめ

性格別の対応を簡単にひとことでまとめるわね。

同じ家のなかでも、強制して同じ空気で過ごしてもらう必要はありません。社長、人間もそうですよね?

そうだね。ボクもたまには専務と距離をとってEV試乗に…

…ん? 社長、車買うつもり?

あわわわわ・・・
社長の慌てぶりに犬猫たちは爆笑・・・

みんな性格が違ってええんでっせ〜。
あたいは、お互いに笑って過ごせたらそれが一番やと思いまっせ♪

そうね。性格を知ることは、犬猫たちの心の地図を読むこと。
この記事を参考に、多頭飼いの生活が楽しく穏やかになったらありがたいです。
🪷 専務のひとこと
犬猫たちにも、それぞれの「性格」や「ペース」があります。
飼い主ができることは、それを無理に変えようとすることではなく、
その子ひとりひとりが安心できる形を見つけてあげることです。
人間同士でも、相性や距離感があるように、
犬猫たちにも“心の温度差”があります。
だからこそ、急がず、押しつけず、ゆっくり歩み寄ることが大切です。
一緒に過ごす時間の中で、性格の違いが「個性」として輝く瞬間がきっと訪れます。
その日を楽しみに、今日も一歩ずつ寄り添っていきましょう。
🌱 多頭飼い生活ノウハウシリーズ
多頭飼いをもっと快適にするためのヒントをまとめました。
関連記事:


🐶🐱 ↓多頭飼い生活ノウハウの記事一覧はこちら↓
📚 記事一覧を見る
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐾
今回の“多頭飼いノウハウ”が、犬猫たちとの生活に役立てば嬉しいです。
次回もぜひお楽しみに♪
💌 コメントやお問い合わせで
犬猫社員への応援もぜひお願いいたします♪
