アウトランダーPHEVで駆け抜けた日々――万能SUVの魅力と惜別

私の気まぐれ日記です。さらっと読んでください。
あの頃の自分とアウトランダーPHEV
車というのは不思議なもので、ただの移動手段以上の存在になることがあります。
私にとっての三菱アウトランダーPHEVはまさにそうでした。
出会いは数年前。当時は私の中で「電動化」という言葉が頭の中をにぎわせていた時期で、完全なEVに飛び込む勇気はなかったものの、ガソリンだけに頼るのも時代遅れに感じていました。そんな私の背中を押したのが、“プラグインハイブリッド”という絶妙な選択肢だったのです。
SUVらしい力強さと、電気走行の静けさ。その両立は、これまでのクルマ生活にない新鮮さをもたらしました。
今回は、数年にわたりアウトランダーPHEVと過ごした日々を振り返り、その魅力と別れの理由を綴ってみたいと思います。
第一章:最初の一歩――PHEVという選択
初めて試乗したときの印象は「えっ、こんなに静かでいいの?」でした。
EV走行モードで発進すると、エンジン音がまったくしない。住宅街を抜けるとき、まるで大きな猫がスッと歩いているような感覚。
一方で、高速道路に入った瞬間に頼りになるエンジンの存在感。
「電気とガソリンのいいとこ取り」とはよく言ったもので、この柔軟さにすっかり心をつかまれました。
PHEVは充電が面倒そうと思われがちですが、アウトランダーは自宅充電とガソリンの両立ができるので安心。毎日の買い物や通勤は電気で済ませ、休日の長距離ドライブではガソリンがサポート。これほど使い勝手のよい“二刀流”は、当時の私にとって理想的な選択でした。
第二章:万能SUVの本領発揮
1. 家族を乗せての快適性
アウトランダーPHEVを選んだ理由のひとつが広い室内空間とSUVならではの積載力。
キャンプ道具や自転車を積み込み出かける休日。大きな荷物も気兼ねなく積める安心感は、セダンやコンパクトカーでは味わえないものでした。
2. 電動四駆の安定感
そして忘れられないのが、悪路や雪道での走破性。
電動モーターによる四輪制御は、従来のSUV以上の安定感を感じさせてくれました。スタッドレスタイヤとの組み合わせで、スキー旅行でも頼もしい相棒に。
3. ドライバーズカーとしての楽しさ
意外だったのは、単なるファミリーカーを超えた運転の楽しさがあったこと。
EVモードで街をスイスイ走る快感、エンジンが加わったときのパワフルさ。特に追い越し加速の瞬間は、「電気ってこんなにトルクが出るのか!」と驚かされました。
第三章:アウトランダーPHEVの“経済性”と現実
もちろん、車との生活は数字とも向き合わなければなりません。
アウトランダーPHEVは一見すると価格が高めですが、燃費とランニングコストで徐々に取り戻す構造になっています。
- 普段の通勤や買い物はEV走行でガソリン不要
- 充電単価はガソリンに比べて割安
- 補助金や減税もあり、実質負担は思ったより少なかった
ただし、長距離走行が続くとEVの強みは薄れるのも事実です。
旅行で高速を走り続けると、バッテリーはすぐに減り、結局はエンジン主体の走行に。ここでは「大きめのSUV+重いバッテリー」という宿命が、燃費を伸ばしきれない要因となっていました。
第四章:他車との比較と気づき
アウトランダーPHEVに乗りながら、他の車にも興味を持ち続けていました。
- プリウスPHEV:燃費特化で軽快。でもSUVの積載力は敵わない。
- トヨタRAV4 PHV:パワーと電動レンジが魅力的。ただ、当時は入手困難な時期が長かった。
- EV(テスラ他):電気だけの世界に興味はあったが、当時は航続距離と充電環境が不安。
こうして振り返ると、アウトランダーPHEVは「万能さ」で勝負していたのだと実感します。どれか一点に尖るわけではないが、総合力でドライバーと家族を満足させてくれる。まさにオールラウンダーSUVでした。
第五章:別れの理由、そして次の一歩
それほど愛着のあったアウトランダーPHEVですが、やがて別れのときが訪れます。
理由は単純で、生活スタイルの変化とEVへの好奇心。
- 積載量をそこまで必要としなくなった
- 当時は新型コロナの全盛期で、外出の機会が極端に減少した
- 長距離ドライブより街乗り中心にシフトした
- 「完全EVを一度は体験してみたい」という気持ちが抑えきれなくなった
こうして私は、日産サクラへと乗り換える決断を下しました。
SUVから軽EVへの大転換。それは一見ダウンサイジングのように見えますが、私にとっては新しいチャレンジでした。
第六章:アウトランダーPHEVに感謝を込めて
最後にアウトランダーPHEVをひとことで表すなら――
「頼れる万能選手」。
- 家族を守るSUVの安心感
- 電動の楽しさとガソリンの安心感を兼ね備えた二刀流
- 生活のどんなシーンにも寄り添ってくれる柔軟さ
別れを選んだ今でも、「あのときアウトランダーPHEVを選んだからこそ、EVへのハードルを自然に越えられた」と思っています。
私の車生活にとって、かけがえのない一台でした。
まとめ:万能SUVの魅力と惜別

- アウトランダーPHEVは家族・趣味・通勤、あらゆる場面に適応できる万能SUV
- EVとガソリンの“ハイブリッド”は移動の自由度を大きく広げてくれた
- 経済性や長距離性能には限界もあるが、それを補うバランス力がある
- 生活スタイルの変化とEV体験への好奇心が、乗り換えのきっかけに
- 今振り返っても「最初に選んでよかった」と胸を張れる一台
アウトランダーPHEVと過ごした日々は、単なる移動の記録ではなく、電動化の時代を自分の体で確かめた貴重な時間でした。
今後どんな車に乗り換えても、この経験はきっと私の車選びの基準として生き続けるでしょう。

私が乗っていたのは19年式の旧型でした。

当時、コロナ渦じゃなければ、今でも乗ってたかもしれないわね。私も好きだった。

乗ったことないなー。詩は軽自動車しか乗ったことないから気になる。

詩・・・そうか♪。新型はもっと大きくなってかっこいいぞ。https://www.mitsubishi-motors.co.jp

ホント⁉ うわー乗ってみたいよ♪

よく言った♪ 詩? 乗りたいよね? 欲しいよね? じゃあ今からディーラーに…

ダメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

…… でしょうね。
社長のひとりごと
いやぁー アウトランダーPHEVは間違いなく“できるやつ”でした。けれど社長たるもの、いつまでも同じ車に乗ってちゃ面白くない。うんうん。今は軽EVのサクラ、そしてその先にはまた新しい電動車が待っているはず。車選びに終わりはありません(笑)。いやぁ、ほんと、趣味ってやつは財布に厳しいですね!
専務からのひとこと
ここまで社長の「アウトランダーPHEV 愛の大演説」にお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございます。
専務としては横で聞いていて、「いや、どうせまたあんた、違う車に浮気するでしょ!」とツッコミを入れたくなる場面だらけでした。
それでも、アウトランダーPHEVが社長にとって特別だったのは確かですし、私も好きでした。PHEVという選択肢を知ったのも良い経験だったのだと思います。
読者の皆さま、社長の気まぐれ趣味レポートはこの先もきっと続きます。どうか温かい目で見守っていただければ、専務としてはありがたい限りです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🚗
社長の“気まぐれレポート”にお付き合いいただけて嬉しいです。
次回もゆるっと、お楽しみに☕
💌 コメントやお問い合わせで
社長へのツッコミ、専務への共感もお待ちしています♪
